全身照射を用いた非骨髄破壊的前処置レジメン後の長期毒性。

原題
Long-Term Toxicity after Non-Myeloablative Conditioning Regimens Using Total Body Irradiation.
全身照射(TBI)を用いた骨髄非除去的造血幹細胞移植(HSCT)に関連した長期健康リスクを評価した。

方法:TBIを伴う骨髄非除去的HSCTを受けた成人患者(1995〜2020年)を対象とした。長期毒性は米国国立がん研究所の悪性度分類を用いて評価し、競合リスク分析を実施して臓器系全体のリスクを評価した。

結果:骨髄非切除患者174名と骨髄切除患者378名の間で、追跡期間中央値は7.4年であった。長期毒性の発生率は同程度であり、内分泌疾患および二次性悪性腫瘍で顕著な比較が行われた。

結論:骨髄非除去的患者は、より低いTBI用量にもかかわらず、骨髄除去的HSCTを受ける患者に匹敵する有意な長期健康リスクに直面する。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101738
PMID: 40125418

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