局所進行乳がんにおける10分割寡分割放射線療法のプロスペクティブ第II相試験の6年間の結果。

原題
6- YEAR RESULTS FROM A PROSPECTIVE PHASE II TRIAL OF TEN-FRACTION HYPOFRACTIONATED RADIOTHERAPY IN LOCALLY ADVANCED BREAST CANCER.
背景:乳癌に対する寡分割放射線療法(HFRT)の第II相試験を、6年間にわたるその有効性と有害性に焦点を当てて評価した。

方法:ステージIIからIIIAの乳癌を有する合計59人の女性が、2週間にわたって10分割で34 Gyを受け、治療中および治療後に毒性および美容上の結果を評価した。

結果:追跡期間中央値77.11か月で、43.4%が晩期毒性を経験し、重篤なイベントは最小限であった。美容上の結果は、症例の86.7%で優または良と評価された。無病生存率は96.5%であったが、無遠隔転移生存率および全生存率はそれぞれ88%および94.4%であった。

結論:10分割HFRTは、手術後の局所進行乳癌に対して有望な有効性と良好な美容的転帰を示す。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2025.03.002
PMID: 40122204

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