原題
Patterns of Recurrence after D2 Radical Surgery for Gastric Cancer: Implications for Postoperative Radiotherapy.
背景:本研究は,胃癌に対するD2リンパ節切除後の補助放射線療法の有効性を評価し,それから利益を得る可能性のある患者を同定し,再発パターンに基づいて最適標的体積を定義することを目的とした。
方法:多変数ロジスティック回帰を用いて、再発パターンと局所領域再発(LRF)の危険因子に焦点を当てて、D 2手術後の1,169人のステージI〜IIIの胃がん患者について後ろ向き分析を行った。
結果:主な再発パターンは腹膜不全(29.8%)であった。高リスクのリンパ節ステーションが特定され、ステーション番号16は一貫して高い再発率を示した。LRFの予測ノモグラムを開発し、良好な識別(AUC 0.79)を達成した。
結論:得られた知見は、補助放射線療法の候補を特定し、標的体積の定義を知らせるのに役立つ。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2025.03.005
PMID: 40113039
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