原題
Additive Value of [(68)Ga]Ga-RM26 PET/CT to [(68)Ga]Ga-PSMA-617 PET/CT in Detecting Pelvic Lymph Node Metastasis in Prostate Cancer: A Prospective, Single-Center, Phase II Study.
背景:正確なリンパ節病期分類は前立腺癌治療に不可欠である。[Ga]Ga-PSMA-617 PET/CTは骨盤リンパ節転移(PLNM)の検出感度に限界があるが、[Ga]Ga-RM26 PET/CTはガストリン放出ペプチド受容体を標的とし、検出を増強する可能性がある。
方法:この前向き研究は、[Ga]Ga-RM26と[Ga]Ga-PSMA-617 PET/CTの両方を受けた68人の新たに診断された前立腺癌患者を対象とし、その後、診断性能を評価するために根治的前立腺摘除術と拡大リンパ節郭清を行った。
結果:病理学的PLNM率は30.9%であった。[Ga]Ga-RM26は、[Ga]Ga-PSMA-617によって見逃されたPLNMの50%を同定し、感度0.76、特異度0.85を達成した。
結論:両方のPET/CTモダリティを用いたデュアルターゲットイメージングは、特異性を維持しながらPLNM検出感度を改善する。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.269189
PMID: 40113221
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