前立腺癌に対する術後放射線療法後の下肢リンパ浮腫の発生率と予測因子。

原題
Incidence and predictors of lower extremity lymphedema after postoperative radiotherapy for prostate cancer.
背景:この研究では、前立腺癌に対する根治的前立腺摘除術(RP)±骨盤リンパ節郭清(PLND)後の放射線療法(RT)後の下肢リンパ浮腫(LEL)の発生率と予測因子を評価する。

方法:少なくとも2年間の追跡でRP±PLND後にアジュバントまたはサルベージRTを受けた患者を分析した。LELは、円周方向に測定した四肢間の10%以上の容積差に基づいて同定した。予測因子はロジスティック回帰を用いて検討した。

結果:患者101名のうち、14名(13.9%)にLELが発症し、糖尿病、RTのタイミング、および運動レベルが有意な予測因子として特定された。

結論:RT後に測定可能なLELを経験したのはごく一部であり、糖尿病は有意なリスク因子であったが、RTの遅延は予防効果をもたらす可能性がある。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02599-7
PMID: 40102881

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