原題
Postoperative radiotherapy improves disease-free survival of EGFR wild-type pN2 non-squamous-cell non-small-cell lung cancer (Nsq-NSCLC) patients after complete resection: a propensity score matching analysis.
背景:ADAURA試験は、EGFR変異非小細胞肺癌(NSCLC)の術後患者に対する補助TKI療法の生存ベネフィットを強調している。本研究では、異なるEGFR状態に焦点を当てて、ステージIII(N2)のNSCLCに対する術後放射線療法(PORT)の影響を調査する。
方法:2006年から2019年の間に、pN2非扁平上皮NSCLC患者566人を分析した。彼らは、EGFRの状態およびPORTを受けたかどうかに基づいて分類された。傾向スコアマッチングおよび生存分析を実施した。
結果:PORTは、EGFR野生型患者の無病生存率(DFS)、局所領域無再発生存率(LRFS)、および無遠隔転移生存率(DMFS)を改善したが、EGFR変異患者ではLRFSのみを増強した。
結論:PORTは、化学療法後にEGFR野生型NSCLCを有する患者のDFSを増強する可能性があるが、EGFR突然変異を有する患者では増強しない。確認にはさらなるランダム化試験が必要である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02592-0
PMID: 40082994
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