原題
Efficacy and safety of induction immunochemotherapy followed by radiotherapy for patients with unresectable locally advanced non-small cell lung cancer: A retrospective study.
背景:免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は、局所進行非小細胞肺癌(LA-NSCLC)の化学放射線療法(cCRT)後の治療に有望であるが、多くの患者はcCRTに耐えられない。この研究では、cCRTに適さない切除不能なLA-NSCLC患者に対する導入免疫化学療法とそれに続く放射線療法の有効性と毒性を評価する。
方法:2019年1月から2022年12月までに導入免疫化学療法と放射線療法で治療したLA-NSCLC患者の後ろ向きレビューで、短期有効性、全生存(OS)、無増悪生存(PFS)、及び忍容性を評価した。
結果:24人の患者の間で、全奏効率は87.5%であり、1年、2年、および3年OS率はそれぞれ91.7%、74.8%、および57.0%であり、PFS率は87.0%、54.1%、および37.1%であった。
結論:このアプローチは、管理可能な毒性で有望な有効性を示し、cCRTに適さないLA-NSCLC患者にとって実行可能な選択肢であることを示唆している。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02616-9
PMID: 40082897
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