原題
Safety and immunogenicity of a pentavalent meningococcal conjugate vaccine targeting serogroups A, C, W, Y, and X when co-administered with routine childhood vaccines at ages 9 months and 15 months in Mali: a single-centre, double-blind, randomised, controlled, phase 3, non-inferiority trial.
背景:侵入性髄膜炎菌性疾患は、アフリカ髄膜炎ベルトにおいて重大な健康上の脅威をもたらす。本研究では、定期接種を受けている小児を対象に、新しい五価髄膜炎菌結合型ワクチン(NmCV-5)の安全性と免疫原性を、認可された四価ワクチン(MenACWY-TT)と比較して評価した。
方法:無作為化対照第3相試験では、マリの生後9~11ヵ月の小児を登録し、生後9ヵ月または15ヵ月のワクチン接種後の血清防御反応を評価した。
結果:1,325人の参加者のうち、NmCV-5は、5つの血清群すべてに対してMenACWY-TTに対する非劣性免疫応答を示した。安全性評価により、6件の重篤な有害事象が明らかになったが、いずれもワクチン接種とは関連していなかった。
結論:NmCV-5は安全かつ有効であり、幼児において非劣性の免疫応答を提供する。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(25)00046-7
PMID: 40086461
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