アンドロゲン抑制前立腺癌におけるオリゴプログレッシブ疾患に対する体幹部定位放射線治療:TRAP試験の主要エンドポイント解析。

原題
Stereotactic body radiotherapy for oligoprogressive disease in androgen suppressed prostate cancer: Primary endpoint analysis of the TRAP trial.
背景:アンドロゲン受容体経路阻害剤(ARPi)を投与されている患者におけるオリゴ進行性前立腺癌の最適な管理は不明である。****試験では、この状況における局所制御に対する体幹部定位放射線治療(SBRT)の役割を評価している。

方法:去勢抵抗性前立腺癌およびARPiで最大2つのオリゴプログレッシブ部位を有する男性は、5分割で30 Gyまたは6分割で36 Gyのいずれかを送達するSBRTで治療された。

結果:86人の募集された男性のうち、81人にSBRTが実施された。無増悪生存期間(PFS)中央値は6.4ヵ月であり、患者の39%が12ヵ月以上にわたってPFSの延長を経験した。全生存期間中央値は27.2ヵ月であった。

結論:この試験は主要エンドポイントを達成し、SBRTが有意な局所制御を提供し、将来の治療のための患者選択に役立つことを示した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.02.046
PMID: 40068778

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