原題
[(18)F]-FDG PET/CT in the Initial Staging of Squamous Cell Cancer of the Anal Canal: Results of a Prospective Multicenter Registry.
背景:本研究では、肛門管扁平上皮癌(ACC)患者の初期病期分類に及ぼすPET検査の影響を、ステージII〜IVと推定される患者に焦点を当てて検討した。
方法:患者の人口統計、全生存期間(OS)、および無増悪生存期間(PFS)に関して、従来の精密検査(CW)病期分類とPET画像を比較するために、多施設登録が作成された。
結果:813人の患者の中で、PETは28.2%をアップステージし、15.8%をダウンステージした。PETステージはOSおよびPFSを予測し、ステージIVは有意に不良なOSを示した。
結論:PET画像は病期分類を有意に変化させ、CW単独よりも転帰を良好に予測するため、臨床病期II以上の患者のACC病期分類にはルーチンに使用すべきである。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.269289
PMID: 40049747
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