原題
Surrogate End Points for Overall Survival in Neoadjuvant Randomized Clinical Trials for Early Breast Cancer.
背景:本研究では、初期の乳癌無作為化臨床試験における全生存(OS)の指標として、病理学的完全奏効(pCR)と侵襲的無病生存(iDFS)の代理性を評価した。
方法:解析には術前補助RCTからの個々の患者データが含まれ、加重線形回帰を用いてOSに対する治療効果とサロゲート(pCRおよびiDFS)との相関を評価した。
結果:患者12,247人を対象とした11件の試験では、pCRとの関連性は弱く(OSのHR対pCRのオッズ比:0.07)、iDFSとの関連性は中等度(HR:0.46)であった。代理出産は特定のサブグループで強力であり、より長期の追跡調査で改善した。
結論:iDFSは、有効性のエンドポイントに関して再評価が必要なホルモン受容体陽性の症例を除いて、初期の乳癌におけるOSの信頼できる代替法である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01360
PMID: 39883887
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