原題
Stabilised hyaluronic acid gel marker versus surgical clips for tumour bed delineation in breast cancer radiotherapy using MRI-simulation.
背景:本研究は、同じ患者コホートにおいて、MRIシミュレーションを用いた安定化ヒアルロン酸(sHA)ゲルとCTシミュレーションを用いた外科用クリップを用いて、乳癌腫瘍床(TB)描出を比較することを目的とした。
方法:クリップとsHAゲルマーカーの両方を挿入した乳房温存手術を受けたプロスペクティブ研究対患者。6人の観察者がこれらの方法を用いてTBを描写し、観察者間変動性(OV間)を適合性指数(CI)を通して測定した。
結果:分析した30人の患者の間で、平均CIに有意な差は見られなかった(0.463対0.434、p=0.235)。観察者は腫瘍形成外科手術にsHAゲルを好み、術後の視認性が良好であることを指摘した。
結論:sHAゲルは、MRIシミュレーションを使用する場合、TB描写のためのクリップの信頼できる代替手段である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110749
PMID: 39880307
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