原題
Long-Term Outcomes of Radiation Monotherapy Versus Combined Radiation Monotherapy + Hormone Therapy in Low-Risk Early-Stage Breast Cancer Patients 70 Years or Older After Breast-Conserving Surgery.
背景:乳癌術後の標準治療には放射線治療(RT)とホルモン治療(HT)がある。低リスク患者に対する治療の段階的縮小に関心がある。
方法:この後ろ向き研究では、2000年から2015年までのスウェーデン癌研究所における低リスク乳癌の70歳以上の患者を分析し、RT+HT(n=307)とRT単独(n=148)の結果を比較した。
結果:追跡期間中央値9.6年で、2群間の全生存(OS)、無増悪生存(PFS)、およびその他の転帰に有意差は認められず、累積率は5%未満であった。
結論:ほとんどの死亡は無関係な原因によるものであるため、高齢の低リスク患者はHTを必要としない可能性があり、最新の放射線技術で十分であることを示唆している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.11.098
PMID: 39864014
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