サイバーナイフと従来のリニアック前立腺SBRT計画の線量測定比較:PACE-B研究の分析。

原題
Dosimetric comparison of CyberKnife and conventional linac prostate SBRT plans: analysis of the PACE-B Study.
背景:PACE-B研究では、サイバーナイフ(CK)と従来のリニアック(CL)定位放射線治療(SBRT)プラットフォームの毒性アウトカムを比較し、CKの方が尿への副作用が少ないことを見出した。

方法:本研究では、SBRT患者のCT計画スキャンから得られた様々な尿構造の線量測定パラメータを分析し、統計的検定を用いてCK-SBRTとCL-SBRTのベースライン特性および線量測定を比較した。

結果:患者414人のうち、CK-SBRTは169人を治療し、代用尿道、膀胱、および膀胱三角部への線量中央値が有意に高かったが、直腸への線量は低かった。

結論:CK-SBRTでは尿構造への線量が高く計画されているにもかかわらず、尿毒性が低いことから、分割内追跡などの因子がアウトカムに影響を及ぼす可能性があり、さらなる調査が必要であることが示唆される。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.01.014
PMID: 39862896

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