原題
Intrapatient 16α-[(18)F]Fluoro-17β-Estradiol PET Heterogeneity as a Prognostic Factor for Endocrine Therapy Response and Survival in Patients with Estrogen Receptor-Positive Metastatic Breast Cancer.
背景:エストロゲン受容体(ER)陽性の転移性乳癌(MBC)におけるER発現の患者内異質性は治療結果に影響し、臨床意思決定のためのロバストな方法を必要とする。
方法:本研究では、新たにMBCと診断された患者のコホートにおける予後予測因子として[F]FES PET異質性スコアを検証し、無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)との相関を評価した。ERの均一性を予測するために、2つのより簡単な方法、視覚的分析と5つの最大病変アプローチを評価した。
結果:102人の患者のうち、ER均一MBCを有する患者は、より良好なPFS中央値(19.8ヵ月対15.0ヵ月)およびOS中央値(62.5ヵ月対34.7ヵ月)を示した。
結論:[F]FES PET不均一性スコアは有効な予後ツールであるが、より単純な方法では予測精度が低いことが示された。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.268984
PMID: 39848768
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