原題
Intratumoral Injection of mRNA-2752 and Pembrolizumab for High-Risk Ductal Carcinoma In Situ: A Phase 1 Nonrandomized Clinical Trial.
背景:高リスクの非浸潤性乳管癌(DCIS)を標的とする腫瘍内免疫療法は、外科的治療を減少させ、患者の転帰を改善する可能性がある。
方法:第1相非盲検試験では、高リスクDCIS患者10人を対象に、ペムブロリズマブおよびmRNA-2752の安全性および有効性を評価した。患者は、安全性、忍容性、および腫瘍反応に焦点を当てて、2~4回の腫瘍内投与を受けた。
結果:10人中8人の患者が反応し、3人が完全奏効を達成した。ベースライン時の腫瘍浸潤リンパ球が高いことは、良好なアウトカムと相関していた。患者は軽度の副作用を経験し、用量調節に至った。
結論:本研究は、ペムブロリズマブとmRNA-2752の併用が安全であり、高リスクDCISの退縮を効果的に誘導する可能性があることを示唆しており、さらなる研究に値する。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.5927
PMID: 39821301
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