原題
Improved Patient-Reported Outcomes With Post-Transplant Cyclophosphamide: A Quality-of-Life Evaluation and 2-Year Outcomes of BMT CTN 1703.
背景:BMT CTN 1703試験は、移植後のシクロホスファミド(PTCy)、タクロリムス、およびミコフェノール酸モフェチルによる予防が、タクロリムス/メトトレキサートと比較して良好な移植片対宿主病(GVHD)転帰を提供することを示した。本研究では、これらのレジメンに関連する患者報告アウトカム(PRO)を評価する。
方法:患者の反応は、ベースライン時、移植後100日、180日、および365日にリー慢性GVHD症状スコアおよびPROMISサブスケールを使用して分析され、逆確率重み付け独立推定方程式モデルによって比較が行われた。
結果:PTCy群は有意に低いGVHD症状と良好な栄養/口スコアを示した。年齢は心理的サブスコアの結果に影響した。
結論:PTCyは、移植後1年間のGVHDフリー生存率を改善し、症状の負担を軽減した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00921
PMID: 39752608
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