外耳道がん患者の全生存期間を予測するためのノモグラムの開発と検証。

原題
Development and validation of a nomogram to predict overall survival in patients with External auditory canal cancer.
背景:本研究では、外耳道(EAC)癌の転帰に影響する予後因子を調査し、これらの因子に基づく新しいグラフィカル予測ツールを導入した。

方法:173人のEAC癌患者の後ろ向き分析を行い、カプラン・マイヤー生存分析、ログランク検定、及びCox回帰を用いて予後変数を評価した。

結果:2年、5年、および10年無増悪生存率はそれぞれ86.9%、72.7%、および60.1%であったが、全生存率は93.6%、80.6%、および65.8%であった。主な予測因子は、扁平上皮癌、Tステージ、マージンステータス、および放射線療法であった。

結論:開発されたノモグラムは、個々の生存確率を確実に予測し、EAC癌管理における有意な進歩を表している。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110691
PMID: 39709029

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