原題
Radiation Myelitis Risk After Hypofractionated Spine Stereotactic Body Radiation Therapy.
背景:体幹部定位放射線治療(SBRT)は脊椎転移の局所制御と症状緩和を促進するが、治療失敗はしばしば硬膜外腔で起こり、放射線脊髄炎(RM)のリスクがある。現在のRM予防ガイドラインは、限られたデータに基づいている。
方法:このコホート試験では、三次癌センターで脊椎転移(2014-2023)に対してSBRTで治療された2051人の患者をレビューし、治療後の線量測定パラメータとRMリスクに焦点を当てた。
結果:分析された1423人の患者のうち、G1からG4 RMの発生率は1.8%であったが、G3からG4 RMは1.1%であった。19.1 GyのD0.1 ccと20.8 GyのDmaxが有意な危険因子として同定された。
結論:D0.1 ccに対して19.1 Gy、Dmaxに対して20.8 Gyの調整された制約は、SBRTの2年後の重度RMの1.0%のリスクに相当する。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.5387
PMID: 39699884
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