原題
Outcomes of definitive radiotherapy vs. laryngectomy followed by adjuvant radiotherapy in patients with locally advanced laryngeal squamous cell carcinoma: real-world experience in a referral cancer center.
背景:喉頭癌は頭頸部領域に多くみられ、根治的放射線療法は、音声および嚥下に影響を及ぼす可能性のある手術の実行可能な代替法として役立つ。
方法:この研究では、2007年から2020年の間に治療された局所進行喉頭癌の100人の患者からの結果を遡及的に分析し、全生存(OS)、無病生存(DFS)、遠隔転移制御(DMC)、および局所無再発生存(LRC)に関して根治的放射線療法と補助放射線療法を比較した。
結果:根治的治療群のOS中央値は100ヵ月であったが、補助療法群はこのエンドポイントに達していなかった。3年OSはそれぞれ64%対75%、DFSは43%対61%であり、T4患者でも同様のパターンであった。
結論:根治的放射線療法は、喉頭癌の術後に補助療法に匹敵する転帰をもたらし、T4患者に安心感を与える。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02565-9
PMID: 39696417
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