再発小肝細胞癌に対する高周波アブレーションと体幹部定位放射線治療の比較:無作為化非盲検対照試験。

原題
Radiofrequency Ablation Versus Stereotactic Body Radiotherapy for Recurrent Small Hepatocellular Carcinoma: A Randomized, Open-Label, Controlled Trial.
背景:本研究では、5 cm以下の再発小肝細胞癌(HCC)患者における高周波アブレーション(RFA)と体幹部定位放射線治療(SBRT)の有効性と安全性を評価した。

方法:患者をSBRTまたはRFAのいずれかに無作為に割り付け、一次エンドポイントとして局所無増悪生存期間(LPFS)を、二次エンドポイントとして無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、局所制御、および安全性を用いた。

結果:SBRTは、RFAと比較して、LPFS(92.7%対75.8%)およびPFS中央値(37.6ヵ月対27.6ヵ月)が有意に良好であることを示した。OS率は同程度であった(97.6%対93.9%)。

結論:SBRTは、再発した小さなHCC、特に2 cm以下の病変に対して優れたLPFSをもたらしたが、PFS、OS、および安全性は2つの治療法間で同等であった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01532
PMID: 39693584

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