少数転移性前立腺がんにおける転移指向療法としての体幹部定位放射線治療:ランダム化比較試験の系統的レビューおよびメタアナリシス。

原題
Stereotactic body radiotherapy as metastasis-directed therapy in oligometastatic prostate cancer: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials.
背景:体幹部定位放射線治療(SBRT)は少数転移性前立腺癌(OMPC)の治療に関心を集めているが、無作為化対照試験(RCT)の系統的レビューは不足している。

方法:データベースの包括的な検索により、7つの第II相RCTが含まれ、特に全生存期間およびグレード3以上の毒性を含む重要な結果が得られた。

結果:合計559人の参加者が分析された。メタアナリシスではグレード3以上の毒性に有意差は示されなかったが、4件の試験では無増悪生存期間(PFS)が有意に長いことが示された。

結論:第II相試験では、SBRTはOMPCにおいて有意な毒性なしにPFSを改善する可能性があることが示唆されている。今後の第III相試験では、より大きなサンプルサイズと方法論的厳密さに焦点を当てるべきである。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02559-7
PMID: 39690404

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