原題
Single-modality endocrine therapy versus radiotherapy after breast-conserving surgery in women aged 70 years and older with luminal A-like early breast cancer (EUROPA): a preplanned interim analysis of a phase 3, non-inferiority, randomised trial.
背景:EUROPA試験では、低リスクの早期乳癌を有する高齢女性に対する最適な術後治療を調査し、健康関連の生活の質(HRQOL)および同側性乳房腫瘍再発(IBTR)に関して放射線療法と内分泌療法を比較した。
方法:この第3相無作為化試験では、ステージIのluminal A様乳癌を有する70歳以上の女性731名を対象とし、24ヶ月間の放射線療法または内分泌療法のいずれかに割り付けた。HRQOLはGHSスケールを用いて評価した。
結果:24ヶ月目に、放射線療法群は内分泌療法群と比較してGHSスコアの低下が小さかった(-3.40対-9.79)。有害事象は内分泌療法群でより頻繁に発生した。
結論:放射線療法は、内分泌療法と比較してHRQOLをよりよく維持するようであり、疾患の転帰に関する追加データが必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00661-2
PMID: 39675376
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