原題
Isatuximab, Lenalidomide, Bortezomib, and Dexamethasone Induction Therapy for Transplant-Eligible Newly Diagnosed Multiple Myeloma: Final Part 1 Analysis of the GMMG-HD7 Trial.
背景:GMMG-HD7試験では、新たに診断された多発性骨髄腫患者を対象に、標準的なRVd療法へのイサツキシマブ(Isa)の追加を検討し、微小残存病変陰性(MRD-)率および無増悪生存期間(PFS)への影響を評価した。
方法:合計662人の患者を、Isa-RVdまたはRVdのいずれかによる導入療法を受けた後、自家幹細胞移植および維持療法を受けるように無作為に割り付けた。
結果:2024年1月31日の時点で、MRD率はIsa-RVd群で66%であったのに対し、RVd群では48%であった。Isa-RVdはPFSを有意に延長させた(ハザード比、0.70)。
結論:RVdにIsaを追加すると、維持療法に関係なく、導入療法の18週間後および移植後のPFSが改善された。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-02266
PMID: 39652594
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