原題
The Efficacy and Safety of Mirvetuximab Soravtansine in FRα-Positive, Third-Line and Later, Recurrent Platinum-Sensitive Ovarian Cancer: The Single-Arm Phase 2 PICCOLO Trial.
背景:Mirvetuximab soravtansine-gynx(MIRV)は、FRα陽性のプラチナ製剤抵抗性卵巣がんに対して承認された抗体-薬物結合体である。PICCOLO試験では、FRα陽性のプラチナ製剤感受性卵巣がん(PSOC)に対する三次治療以上の治療におけるMIRVの有効性が評価された。
方法:患者は、疾患の進行または許容できない毒性までMIRV(3週間ごとに6 mg/kg)を投与された。主要評価項目は客観的奏効率(ORR)であり、副次評価項目には奏効期間(DOR)および無増悪生存期間(PFS)が含まれた。
結果:評価可能な被験者79人のうち、ORRは51.9%であり、DOR中央値は8.25ヵ月であった。ほとんどの有害事象は管理可能であり、16%が副作用のために治療を中止した。
結論:MIRVは、高度に治療されたFRα陽性PSOC患者において有意な有効性と許容可能な安全性を示した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.11.011
PMID: 39617145
コメント