ホルモン受容体陽性、リンパ節転移陽性乳癌の予後および化学療法の有益性を予測するためのRSClinN+ツールの開発と検証。

原題
Development and Validation of the RSClinN+ Tool to Predict Prognosis and Chemotherapy Benefit for Hormone Receptor-Positive, Node-Positive Breast Cancer.
背景:本研究は、閉経状態を考慮し、臨床病理学的因子をオンコタイプDX再発スコア(RS)と統合して、HR+/HER 2陰性、リンパ節転移陽性の乳癌患者における再発リスクと化学療法の有益性を予測するための新しいツールであるRSClinN+を作成することを目的とした。

方法:化学内分泌療法と内分泌療法単独で治療された5,283人の患者からのデータを使用した。Cox回帰モデルは、RSClinN+をRSおよび臨床病理学的モデルと比較して、5年浸潤性無病生存率を推定し、その後、592人の患者で外部検証を行った。

結果:RSClinN+は、予後予測能においてRSおよび臨床モデルよりも優れており、化学療法の有益性を有意に予測した。

結論:RSClinN+は、個別化された予後および治療効果の推定値を高め、患者のカウンセリングを支援する。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01507
PMID: 39621968

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