原題
Characterization of a time-resolved, real-time scintillation dosimetry system for ultra-high dose rate radiation therapy applications.
背景:シンチレーション線量測定は超高線量率(UHDR)放射線治療の可能性を示しているが、100 Gy/s以上の線量率または1.5 Gyを超えるパルス当たりの線量との適合性を検証したシステムはない。本研究は、UHDRに対する新しいシンチレーション線量測定システムの特性を明らかにすることを目的とした。
方法:このシステムをUHDR電子ビームラインで完全に特性化し、線量、平均線量率(DR)、パルス線量、及び線量履歴に対する感度に基づいて応答を解析した。
結果:システムは±3%以内の線量直線性を示し、1.8〜1341 Gy/sと0.005〜7.68 Gyの範囲内で独立して動作し、一貫した実時間測定を行った。
結論:適切な較正により、このシステムは、従来のビームとUHDRビームの両方に対して正確でミリ秒分解された線量測定を可能にし、UHDR線量測定とFLASH-RT応用の分野を前進させる。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.11.092
PMID: 39615658
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