ヒドロゲルスペーサー直腸壁浸潤の深さは直腸毒性と関連していなかった:無作為化前向き試験の結果。

原題
Depth of Hydrogel Spacer Rectal Wall Infiltration Was Not Associated With Rectal Toxicity: Results From a Randomized Prospective Trial.
背景:前立腺癌の放射線療法(RT)では、直腸への線量を節約するために直腸スペーサーがますます使用されるようになっているが、スペーサーゲルの意図しない直腸壁浸潤(RWI)が発生する可能性がある。

方法:本研究では、無作為化臨床試験からの被験者149名の移植後MRIスキャンを分析し、RWIの重症度を分類し、医師が報告した直腸毒性と相関させた。

結果:インプラントの62.4%が異常を示さなかったにもかかわらず、24%がRWIを示した。RWIと直腸毒性との間に相関は認められず、1人の被験者のみが軽度のRWI関連毒性を経験した。

結論:RWIは、従来の前立腺癌RT中およびRT後15ヶ月までの直腸毒性に有意な影響を及ぼさなかった。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101624
PMID: 39610659

コメント

タイトルとURLをコピーしました