原題
Dosimetric Evaluation of Hippocampus Sparing Intensity Modulated Radiation Therapy in Patients With Stage T1-T2 and Stage T3-T4 Nasopharyngeal Carcinoma.
背景:この研究は、ステージT1-T2対T3-T4の上咽頭癌(NPC)患者におけるHPC温存強度変調放射線療法(IMRT)により達成された海馬(HPC)線量低減を比較し、HPC線量と計画標的体積(PTV)間の相関を分析することを目的とした。
方法:58人のNPC患者をIMRT計画を用いて後ろ向きに評価した。温存IMRT計画と非温存IMRT計画の間のHPCパラメータの差を比較し、PTV量との相関を分析した。
結果:HPC温存IMRTは、T1-T2と比較して、ステージT3-T4の線量測定パラメータを有意に低下させた。すべてのパラメータはPTV容積と正の相関を示した。
結論:HPC温存IMRTはT3-T4 NPC患者でより効果的であり、PTV量と相関する。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101646
PMID: 39610798
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