DBCG IMN2研究における内胸リンパ節照射の品質保証。

原題
Quality assurance of internal mammary node irradiation in the DBCG IMN2 study.
背景:DBCG IMN2研究は,腫よう側性に基づく治療の違いに注目して,リンパ節転移陽性乳癌患者における内乳房リンパ節照射(IMNI)の利点を評価することを目的とした。

方法:ESTROガイドラインに従って、右側患者と左側患者のIMN容積の描写に焦点を当てて、DBCG RT Nation研究からの治療計画を分析した。

結果:2,837人の患者のうち、右側の患者は、IMN_ESTRO(71.7%)と比較して、有意に良好なIMN用量適用範囲(92.4%)を示した。左側の患者は、はるかに低い適用範囲(20.4%)を示した。右側の患者では、左側の患者と比較して、平均心臓線量が低く、肺線量が高かった。

結論:IMNの線量範囲は右側患者で有意に良好であり、現在の治療プロトコールを支持している。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110600
PMID: 39521277
Open Access

コメント

タイトルとURLをコピーしました