原題
Ten-year outcomes of a phase III, multicenter, randomized controlled trial (SHIP0804) with three-month neoadjuvant androgen deprivation prior to (125)I-seed transperineal prostate brachytherapy followed by nil versus nine-month adjuvant hormonal therapy in patients with intermediate-risk prostate cancer.
背景:本研究では、中リスク前立腺癌(IRPC)患者におけるネオアジュバントアンドロゲン除去療法(ADT)と経会陰的前立腺小線源治療(TPPB)後の転帰に対するアジュバントホルモン療法(AHT)の影響を検討した。
方法:多施設第III相試験(SHIP0804)において、421人のIRPC患者を、術前補助ADTおよびTPPBの3ヶ月後に9ヶ月間のAHTを受ける群またはAHTを受けない群のいずれかに無作為に割り付けた。一次および二次エンドポイントは、生化学的無増悪生存期間(BPFS)、全生存期間(OS)、および臨床的無増悪生存期間(CPFS)であった。
結果:11年以上の追跡で、10年BPFSはグループ間で類似しており(82.9%AHT対78.4%非AHT)、OSまたはCPFSに有意差はなかった。
結論:9か月のAHTはIRPC患者の長期転帰を改善しなかったことから、この状況では標準治療とすべきではないことを示唆した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.11.010
PMID: 39551103
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