原題
Safety and efficacy of pembrolizumab, radiation therapy, and surgery versus radiation therapy and surgery for stage III soft tissue sarcoma of the extremity (SU2C-SARC032): an open-label, randomised clinical trial.
背景:四肢に限局した高リスクの軟部肉腫を有する患者の約半数が転移を発症する。本研究では、術前放射線療法および手術と併用したペムブロリズマブが無病生存率を向上させるかどうかを評価した。
方法:非盲検無作為化臨床試験では、グレード2または3のステージIIIの肉腫を有する患者143人を対象とした。患者は、標準的な術前放射線療法とその後の手術、または放射線療法と併用したペムブロリズマブのいずれかを受けた。
結果:実験群は、2年後に対照群(52%)と比較して有意に長い無病生存率(67%)を示し、実験群では有害事象が増加した。
結論:ペムブロリズマブは高リスク肉腫患者の無病生存率を改善し、有望な新しい治療アプローチを提示している。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(24)01812-9
PMID: 39547252
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