原題
PET-Based TheraP Eligibility and Outcomes of VISION-Eligible Patients with Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer Who Received (177)Lu-PSMA-617: Importance of (18)F-FDG-Avid Discordant Findings.
背景:VISION試験およびTheraP試験では、Lu-PSMA-617治療を受ける患者を選択するためのPETベースの基準が確立されており、TheraPではより高いPSMA取り込み閾値を用い、F-FDG PET評価を含めている。
方法:VISION基準に従って治療した患者の治療結果を評価し、TheRaP適格(TheraP-E)またはTheRaP不適格(TheraP-I)に分類した。転帰は、PSA50率のロジスティック回帰と、PSA無増悪生存期間(PSA-PFS)および全生存期間(OS)のCox回帰を使用して分析された。
結果:75人の患者のうち、41%がTheraP-Iであり、TheraP-Eと比較してPSA50が低く、進行リスクが高かった。TheraP-I患者は、特に疾患が一致しない患者で、数値的に短いOSを示した。
結論:TheraP-I患者における不良な転帰は、主に疾患の不一致に起因しており、PSA反応および生存率に有意に影響している。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.268167
PMID: 39542703
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