原題
Proton beam therapy for craniopharyngioma: a systematic review and meta-analysis.
背景:頭蓋咽頭腫は稀な良性腫瘍であり、陽子線治療(PBT)で治療されることが多い。本研究では、頭蓋咽頭腫に対するPBTの安全性と有効性を評価する。
方法:4つのデータベース、文献のスクリーニング、およびPBTで治療された患者に関するデータの抽出を用いて系統的レビューを実施した。
結果:486人の候補者から、8件の研究には393人の患者が含まれていた。追跡期間中央値は29~91.4ヵ月であった。局所制御率は3年で99%、5年で93%であり、全生存率は100%であった。毒性は主にグレード1~2であり、いくつかの有意な晩期障害が認められた。
結論:PBTは、特に若年患者において、優れた局所制御および管理可能な毒性を示す。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02556-w
PMID: 39543740
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