原題
Ultra-Low-Dose Radiation for Extranodal Marginal Zone Lymphoma of the Lung.
背景:早期の粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫に対する根治的放射線治療は、典型的には24〜30 Gyの線量を必要とし、これは毒性を引き起こす可能性がある。特に無痛性B細胞リンパ腫に対して、4 Gyを用いた超低線量放射線療法(ULDRT)が最近支持されている。
方法:ULDRTで治療した20人の肺MALT患者の後ろ向きレビューを行い、臨床変数と改訂されたルガーノ基準による反応を分析した。
結果:追跡期間中央値17か月で、局所制御は100%、95%が完全奏効を達成した。症状の改善は症状のある患者の78%で起こり、最小限の毒性が報告された。
結論:ULDRTは肺MALTリンパ腫に対して有効で忍容性も良好である。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101648
PMID: 39524525
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