原題
Clinical outcomes, patterns of failure, and salvage therapies of a large modern cohort of patients with anal squamous cell carcinoma treated with definitive-intent IMRT.
背景:化学療法を伴う強度変調放射線療法(IMRT)後に再発した肛門扁平上皮癌(ASCC)患者に対する失敗のパターンと救済療法の選択肢は不明である。
方法:この研究では、2005年7月から2019年12月までに根治的IMRTで治療された375人のASCC患者をレビューし、様々な統計的方法を用いて失敗パターンと生存統計を分析した。
結果:中央値6年間の追跡後、主要アウトカムには12%の局所領域失敗(LRF)および80%の全生存(OS)が含まれた。LRFは主に肛門直腸で発生し、OSに有意な影響を及ぼした。
結論:IMRTによる高い局所領域制御率にもかかわらず、LRFは不良な転帰をもたらし、ASCC患者に対する効果的な救済療法の必要性を強調した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.10.007
PMID: 39536799
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