原題
Fifteen-Year Experience of a Single Institution: Outcomes for Early-Stage Hodgkins Lymphoma Comparing Chemotherapy Alone Versus Combined Modality Therapy.
背景:早期ホジキンリンパ腫(HL)におけるABVD化学療法単独とABVDと地固め放射線療法(CMT)の併用の有効性を評価し、長期毒性に関する懸念に対処した。
方法:レトロスペクティブレビューにより、2000年から2014年までにステージIまたはIIのHL患者108人が特定された。患者はABVD単独またはABVDとCMTの併用のいずれかを受け、アウトカムはカプラン・マイヤー曲線を用いて解析された。
結果:CMT群(57人の患者)は、化学療法単独群(51人の患者)の47.4%と比較して、100%で10年無再発生存率(RFS)の有意な改善を示し、CMTコホートでは化学療法サイクルが少なかった。
結論:CMTによるABVDは早期HL患者のRFSを有意に増強し、毒性と進行期に関するさらなる研究の必要性を示唆した。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101636
PMID: 39524528
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