原題
Consecutive Daily Versus Every Other Day Stereotactic Body Radiation Therapy Scheduling for Stage I Non-small Cell Lung Cancer.
背景:ステージIの非小細胞肺癌(NSCLC)における体幹部定位放射線治療(SBRT)の最適な照射スケジュールは不明である。本研究では、全国がんデータベースを用いて、毎日と隔日(QOD)のSBRTおよびその生存率との関連を評価する。
方法:後ろ向き分析により、2004年から2016年までにSBRTで治療された15,269人の患者が特定された。生存率はカプラン・マイヤー法およびコックス回帰法を用いて評価した。
結果:毎日のSBRTは患者の25.7%で使用され、QODは74.3%に上昇した。毎日とQODの間に有意な生存率の差は認められなかった(中央値:37.9ヵ月対38.4ヵ月)。3分割QODは生存率の改善を示したが、5分割QODは生存率の悪化を示した。
結論:QOD SBRTはより一般的であり、3分割QODは1日1回と比較して良好な生存率と関連しているが、5分割QODは不良な転帰と関連している。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101625
PMID: 39524524
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