原題
A Randomised, Multicentre, Phase II Trial of Camrelizumab with or without Metastasis-directed Stereotactic Body Radiotherapy in Recurrent or Metastatic Nasopharyngeal Carcinoma.
背景:本研究は再発または転移性鼻咽頭癌(R/M-NPC)患者におけるカムレリズマブ(Cam)と組み合わせた転移指向療法(MDT)の有効性を評価することを目的とした。
方法:無作為化対照多施設第II相試験(NCT04830267)では、事前の免疫療法を受けていないR/M-NPC患者を登録し、Cam単独またはCam+MDTのいずれかを受けるように無作為に割り付けた。
結果:合計39人の患者が含まれ、客観的奏効率に有意な差はなかった(26.3%対30.0%、P=1.0)。無増悪生存期間の中央値は両群で同程度であった(9.3ヵ月対8.8ヵ月、P=0.750)。
結論:CamへのMDTの追加は、R/M-NPC患者における非照射病変の客観的奏効率に関して優れた有効性を示さなかった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.10.019
PMID: 39454735
Open Access
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