原題
Evaluation of Radiation Pneumonitis in a Phase II Study of Consolidation Immunotherapy with Nivolumab and Ipilimumab or Nivolumab Alone Following Concurrent Chemoradiotherapy for Unresectable Stage IIIA/IIIB Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC): Big Ten Cancer Research Consortium BTCRC-LUN16-081.
背景:本研究では、同時化学放射線療法(CCRT)および免疫療法(ニボルマブ対ニボルマブ+イピリムマブ)後の切除不能な非小細胞肺癌(NSCLC)患者における放射線肺炎のリスクを検討する。
方法:無作為化第II相試験(BTCRC-LUN16-081)では、CCRT後の切除不能なステージIIIのNSCLC患者を対象とし、放射線量パラメータ、患者の人口統計、および肺炎毒性を評価した。
結果:105人の登録患者のうち、27.9%がグレード2以上の肺炎を発症し、肺V20>23%の患者で有意な関連が観察された。
結論:肺V20の増加は、CCRT後に免疫療法で治療された患者における肺炎のより高いリスクと関連しており、放射線量の制約の最適化が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.09.050
PMID: 39490906
コメント