原題
Validation of the prognostic index for spine metastasis (PRISM) for stratifying survival in patients treated with spinal stereotactic body radiation.
背景:脊椎転移の予後指数(PRISM)は、全生存期間(OS)に基づいて脊椎定位放射線手術(SSRS)を受ける患者を層別化するために設計されたスコアリングシステムである。本研究の目的は、メイヨークリニックの大規模データセットを用いてPRISMを検証することである。
方法:2007年から2019年の間にSSRSを受けたMayo ClinicおよびMD Anderson Cancer Centerの合計879人の患者を分析した。患者はPRISMを用いて分類され、コホート間のOSはカプラン・マイヤー推定およびCox比例分析を用いて比較された。
結果:患者特性に有意差が認められた。OS中央値はMayo患者で30.3ヵ月、MDACC患者で22.1ヵ月であった。カプラン・マイヤー曲線は明確な予後群の分離を示した。
結論:PRISMスコアは、多様なコホートにわたってSSRS患者のOSを効果的に層別化し、脊椎転移を有する患者の治療選択に役立つ。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110570
PMID: 39362605
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