中リスクおよび高リスク前立腺がんに対する前立腺内腫瘍への局所ブーストを伴う定位放射線治療:hypo-FLAME試験における5年間の有効性と毒性。

原題
Stereotactic body radiotherapy with a focal boost to the intraprostatic tumor for intermediate and high risk prostate cancer: 5-year efficacy and toxicity in the hypo-FLAME trial.
背景:hypo-FLAME試験では、中リスクおよび高リスクの前立腺がん(PCa)患者を対象として、等毒性局所ブースト照射と併用した超寡分割定位放射線治療(SBRT)の効果を調査し、生化学無病生存率(bDFS)の改善を目的としている。

方法:この第II相試験では、100人の患者が前立腺全体に35 Gyを5分割で照射され、定義された腫瘍には最大50 Gyの統合ブースト照射が行われ、追跡期間中央値61ヵ月にわたってbDFS、晩期毒性、および健康関連の生活の質についてモニタリングされた。

結果:5年bDFSは93%であり、後期グレード2+の泌尿生殖器毒性および消化管毒性はそれぞれ12%および4%と報告された。

結論:このアプローチは、高リスクのPCa患者において有望なbDFS率および許容可能な毒性を示している。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110568
PMID: 39362607

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