原題
Phase Ib Study for the Combination of Doxorubicin, Dacarbazine, and Nivolumab as the Upfront Treatment in Patients With Advanced Leiomyosarcoma: A Study by the Spanish Sarcoma Group (GEIS).
背景:この第Ib相試験では、免疫原性細胞死(ICD)を介して進行平滑筋肉腫の治療効果を高めるために、ドキソルビシン、ダカルバジン、およびニボルマブの組み合わせを調査している。
方法:アントラサイクリン未治療の24人の患者をドキソルビシン、続いてダカルバジンおよびニボルマブのレジメンで治療した。主な目標は、第II相試験の推奨用量(RP2D)を決定し、安全性および有効性を評価することであった。
結果:評価可能な23人の患者のうち、56.5%が部分奏効を達成し、6ヶ月無増悪生存率は80%であった。軽度の毒性が報告されており、主に好中球減少と血小板減少であった。
結論:三重療法は実行可能であり、有望な臨床活性を示し、HMGB1レベルはICD活性化の成功を示している。さらなる研究が必要である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00358
PMID: 39356980
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