小児神経芽細胞腫の5年生存者における二次新生物の長期リスク:オランダの小児がん生存者研究-LATER 3研究。

原題
Long-Term Risk of Subsequent Neoplasms in 5-Year Survivors of Childhood Neuroblastoma: A Dutch Childhood Cancer Survivor Study-LATER 3 Study.
背景:神経芽細胞腫生存者は、その後の悪性新生物(SMN)および潜在的に非悪性新生物(SNMNs)のリスクの増大に直面しているが、SNMNsの危険因子は依然として不明である。

方法:本研究では、Dutch Childhood Cancer Survivor Studyからの568年間の神経芽細胞腫生存者を分析し、全国登録リンクおよび医療記録を通して新生物を評価し、標準化罹患比(SIR)、絶対過剰リスク(AER)を計算し、競合リスク回帰を利用した。

結果:中央値23.7年の追跡後、23人がSMNを発症し、60人がSNMNsを発症し、SMNsのSIRは4.0であった。MIBG治療は、両方の新生物タイプのより高いリスクと関連していた。

結論:神経芽細胞腫生存者はSMNおよびSNMNsのリスクが高いことを示しており、警戒的なフォローアップケアおよび潜在的な危険因子としてのMIBGのさらなる調査の必要性を強調している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01430
PMID: 39356982

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