原題
Niraparib first-line maintenance therapy in patients with newly diagnosed advanced ovarian cancer: final overall survival results from PRIMA/ENGOT-OV26/GOG-3012 trial.
背景:第3相PRIMA/ENGOT-OV26/GOG-3012試験では、プラチナ化学療法後に新たに診断された進行卵巣癌(aOC)患者において、相同組換え欠損(HRD)の状態に関係なく、niraparib維持療法が無増悪生存期間(PFS)を有意に延長することが示された。
方法:患者をniraparib群またはプラセボ群に無作為に割り付け、目標成熟度60%後に層別ログランク検定を用いて全生存期間(OS)を評価した。
結果:追跡期間中央値は73.9ヵ月であり、OSに有意差は認められなかった(HR 1.01)。しかし、niraparibは、全集団およびHRD集団のいずれにおいても、プラセボと比較して良好な5年PFS率を示した。安全性プロファイルは一貫していた。
結論:OSは同程度であったが、niraparibは高リスクaOC患者の長期PFSを改善し、一貫した安全性プロファイルを維持した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.08.2241
PMID: 39284381
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