強度変調放射線治療門における縮小マージンを伴うまたは伴わない非画像ガイド下放射線治療と基準に基づく画像ガイド下放射線治療の臨床および線量測定の比較。

原題
Clinical and Dosimetric Comparison Between Non-image Guided Radiation Therapy and Fiducial-Based Image Guided Radiation Therapy With or Without Reduced Margin in Intensity Modulated Radiation Therapy for Prostate Cancer.
背景:本研究では、強度変調放射線療法(IMRT)中に基準マーカーを用いた画像誘導放射線療法(IGRT)と非IGRTで治療した前立腺癌患者の転帰と毒性を評価した。

方法:合計518人の患者が、術前補助アンドロゲン除去療法後に39分割で78 GyのIMRTを受けた。参加者は非IGRT群(n=371)とIGRT群(n=147、さらにIGRT-AとIGRT-Bに分けられた)に分けられた。

結果:5年生化学的無再発生存率は群間で同程度であった。しかし、急性および遅発性の消化管および泌尿生殖器毒性はIGRT群で有意に低く、特にIGRT-B群では切除断端が減少していた。

結論:IGRTは進行性前立腺癌治療における生化学的転帰に影響することなく毒性を低下させる。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101612
PMID: 39318861

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