原題
Stereotactic vs Hypofractionated Radiotherapy for Inoperable Stage I Non-Small Cell Lung Cancer: The LUSTRE Phase 3 Randomized Clinical Trial.
**背景:**定位放射線治療(SBRT)は、ステージIの医学的に手術不能な非小細胞肺癌(NSCLC)に使用されるが、中心に位置する腫瘍に対する結果と有効性については議論されている。
**方法:**この第3相RCTでは、SBRT(末梢NSCLCに対して48 Gyを4分割、中枢NSCLCに対して60 Gyを8分割)と従来の放射線療法(CRT)(60 Gyを15分割)を比較した。カナダの16施設で実施された同研究には患者233人が登録され、2022年7月~2023年7月にアウトカムが評価された。
**結果:**3年局所制御(LC)率はSBRTで87.6%、CRTで81.2%であり、有意差はなかった。毒性は全群で低かった。
**結論:**この試験では、SBRTはCRTと同等のLCを示し、重度の毒性は最小限であったが、NSCLC治療における比較有効性を評価するにはさらなる研究が必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.3089
PMID: 39298144
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