淡明細胞型腎細胞癌のPET-CT画像化のための[(89)Zr]Zr-ギレンツキシマブ:前向き、非盲検、多施設、第3相試験。

原題
[(89)Zr]Zr-girentuximab for PET-CT imaging of clear-cell renal cell carcinoma: a prospective, open-label, multicentre, phase 3 trial.
背景:腎明細胞癌(ccRCC)の正確で非侵襲的な検出は、従来の画像化とバイオプシーの限界のために必要である。本研究では、ccRCCマーカーであるカルボニックアンヒドラーゼ9を標的とした[Zr]Zr-ギレンツキシマブPET-CT画像の有効性を評価した。

方法:ZIRCON試験では、腎摘出術前に[Zr]Zr-ギレンツキシマブPET-CT画像検査を受けたccRCCが疑われる患者332人を対象とし、組織病理学を参照基準とした。

結果:この試験では、評価可能な患者284人において85.5%の感度および87.0%の特異度が認められ、安全性プロファイルは良好であり、治療関連の有害事象はほとんどなかった。

結論:[Zr]Zr-ギレンツキシマブPET-CTは、ccRCCを正確に検出するための有望な非侵襲的アプローチであり、臨床診療を変える可能性がある。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00402-9
PMID: 39270701
Open Access

コメント

タイトルとURLをコピーしました