原題
Effect of treatment delivery schedule for early-stage non-small cell lung cancer patients treated with stereotactic ablative radiation therapy: a population-based analysis.
背景:ステージIの非小細胞肺癌(NSCLC)に対する最適な定位アブレーションボディ放射線療法(SABR)スケジュールは不明である。この研究では、4分割で48 GyのSABRを受けた患者の毒性率、局所失敗(LF)、および全生存(OS)を評価し、隔日(QOD)、毎日と週末(QDW)、および連続した毎日(QD)のスケジュールを比較した。
方法:州の癌登録(2019年1月〜2022年6月)からの治療記録を404人の患者について分析した。毒性はCTCAE v5.0を用いて評価し、OSおよびLFはカプラン・マイヤー法およびファイングレイ法により算出した。
結果:QOD群、QDW群およびQD群の間で、グレード2以上の毒性率、LF、またはOS中央値に有意差は認められなかった。
結論:すべてのSABRスケジュールは同様の結果をもたらし、利便性とリソースの最適化がステージIのNSCLC患者の治療提供の決定を導くことができることを示唆している。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.07.012
PMID: 39303778
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