早期非小細胞肺癌患者を対象とした術前補助化学療法単独と比較した術前補助ペムブロリズマブ+化学療法とその後の術後補助ペムブロリズマブ(KEYNOTE-671):無作為化二重盲検プラセボ対照第3相試験。

原題
Neoadjuvant pembrolizumab plus chemotherapy followed by adjuvant pembrolizumab compared with neoadjuvant chemotherapy alone in patients with early-stage non-small-cell lung cancer (KEYNOTE-671): a randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 3 trial.
背景:KEYNOTE-671試験では、早期非小細胞肺がん(NSCLC)に対する術前補助化学療法への周術期ペムブロリズマブの追加が調査され、最初の中間解析でイベントフリー生存率の改善が示された。

方法:この世界的な第3相試験では、切除可能なステージII、IIIA、またはIIIBのNSCLCを有する797人の参加者が、ペムブロリズマブ+化学療法またはプラセボ+化学療法のいずれかを受けるように無作為に割り付けられ、その後、手術および補助療法が行われた。

結果:追跡期間中央値36.6ヵ月の時点で、全生存率はペムブロリズマブ群で71%であったのに対し、プラセボ群では64%であった。無イベント生存期間中央値は、ペムブロリズマブ群の方が有意に長かった。

結論:ペムブロリズマブは、管理可能な安全性で生存転帰を改善し、切除可能な早期NSCLCにおける使用を支持している。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(24)01756-2
PMID: 39288781

コメント

タイトルとURLをコピーしました